「絞る」がトレードを変える

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TAKUです。

「FXで結果を出すには何が必要か?」そんな質問をよく受けます。今日はある「異常な執着」が最高の成果を生むという話をします。

葛飾北斎って知っていますか?誰でも名前くらいは聞いたことがあるはず。「浮世絵の人」くらいの認識でも大丈夫です。

この人がなぜあそこまで偉大になれたか考えたことありますか?

葛飾北斎は生涯で3万4000点以上も絵を描いたらしいです。でもすごいのはそれだけじゃない。40歳から死ぬまでの50年間、「絵だけ」に人生を捧げたんです。

掃除しない。ゴミも溜まりっぱなし。食事は1日1回だけ。こんな生活を90回以上も引っ越しながら続けた。ただ「絵」だけをやるために。

普通の人からしたら狂気の沙汰。でも、その結果が何を生んだか?世界中の画家に影響を与えるほどの存在になったんです。

これ、FXトレードにも同じことが言えるんですよね。

「FXで稼ぎたい」って言いながら、インジケーターを増やしまくったり、毎日違う通貨ペアに手を出したり、YouTubeで新しい手法を漁り続けてる人がいます。何も絞れてないから、何も積み上がらない。

北斎みたいに「今やってること以外全部捨てる」くらいの覚悟が必要です。

例えば一週間でいいから、朝起きたらすぐチャートを開いて、値動きをじっくり観察し、エントリーポイントを探して、利確と損切りの根拠を何度も検証する。こんな生活を送れば、「あ、トレードってこういうことか」って気づく瞬間が来ます。

その瞬間を体験した人だけが勝てるようになる。

「3食ちゃんと食べなきゃ」「毎日お風呂に入らないと」「部屋が散らかってると集中できない」…こういう常識にこだわりながら勝てるようになるとは思わないでください。幻想です。

トレードで成果を出すには、まず選択肢を減らすことが大事。取引する通貨ペアを絞る。見る時間足を絞る。参入する局面を絞る。余計な考えも捨てる。

実際、僕も食事抜きで、お風呂も入らず、睡眠時間も忘れてチャートと向き合い続けた時期があります。異常かもしれません。でも、そんな中でしか見えない景色があるんです。

そういう「視界」を持ったトレーダーは、無駄なエントリーをしません。相場が上がるか下がるかを当てようとするんじゃなく、「こうなったら入る」「こうなるまでは動かない」というシンプルなルールだけを守る。

それだけなのに、不思議と資金が増えていく。

トレードで勝ちたいなら、一度「常識の外」に出てみてください。社会的に正しいことより、トレーダーとしての感覚を優先する。そして、徹底的に「絞る」こと。自分のトレードをシンプルにする。

勝ち方は意外とシンプルな場所に落ちてるものです。

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