こんにちは。TAKUです。
今回は「エントリーまでの流れ」について
「自分」への戒めとしてもう一度気を引き締めるという意味で書いていこうと思います。
①シナリオを立てる
朝起きて一番初めに何するか?
いや、そもそも7時台、遅くても8時台には起きよう。
何度昼過ぎに起きてエントリーポイント見逃した?数えきれない。
「トレード」においてチャートの前だけ「誠実」なんて通用しない。
「トレード」はそもそも人間の「本質」、「本性」を炙り出す生き物。
健全なトレードは健全な日常から。
トレーダーとして適切な行動を取り続けるには、日々の生活に謙虚に感謝し、メンタル面を安定させる習慣を保ち続ける必要がある。
そして朝起きたらとりあえず、アラームを止めると同時に、スマホでもいいからチャートを開く。
もちろんいきなりエントリーポイントがあるなんて稀。
そんな都合よく自分がチャートを開いた瞬間にチャンスがあることなんてないし、エントリーポイントを探すなんてもってのほか。
そして改めてPCで1日のトレードシナリオを立てる。
めんどくさいがこれだけはルーティンとしてやることで1日を気持ちよく、余裕を持って過ごせる気がする🤔
トレードとはチャンスを見つけるためにチャートを開くのではなく、チャンスが来そうなタイミングでチャートを開く。決して受け身ではなく、
チャートを開いたらチャンスが来てラッキーとかそういう次元ではない。
トレードシナリオをしっかりと立ててないと落ち着かないし、いざ出先でエントリーポイントが来てスマホでしかエントリーできない状況になった時に困るのは自分。
何度出先でスマホでてきとうにエントリーして、損切になったか。
そして後からPCで振り返ると抵抗を見逃していたり、分析漏れがあったり。
そしてシナリオを立てるためにチャートを開いたらまず何をするかというと上位足からの環境認識。
当たり前ですが間違ってもいきなり1時間足を開いて形が良さそうだから、エントリーなんて考えない。
具体的には
週足でラインとダウをカウントする。
日足でラインとダウをカウントする。
4時間足でラインとダウをカウントする。
そして週足日足の環境をもとに4時間足でトレードシナリオ(こうなったら買う、こうなったら売る)を立てる。
ここまでで勝負の9割は決まっている。
この最初のシナリオ時点では1時間足以下を見る必要がない。
ここまでのルーティンは必須。
ラインや帯、大衆心理、4時間足でのダウは週足日足でどのような状況、位置か、移動平均線も含め丁寧に一つずつ言語化して描画する。
それだけでも無駄なポジションは減る。
エントリー直前だけ考えるでは通用しない。
予めシナリオを立てておくことでエントリー直前になっても焦らず淡々に機械的にトレードできる。
②待つ
次に待つ!
これが非常に難しい。
シナリオを立てるとだいたい何時間後にエントリーポイントが来るかわかるが、それでも忙しかったりしたら、見逃すことがある。
自分もいつかは社会人になるはずなので、今のうちに慣れておく。まあ結構慣れたが。
そして相場は急に動かないのでチャートは閉じる。
チャートを開いても気になって見ちゃうだけ。
暇なほど見てしまう。
最初は時間があるばっかりにちょくちょく確認してしまっていたが、精神衛生上も良くない。人生トータルでの充実度、幸福度で考える
そしてよくあるのが待ちすぎてエントリーポイントを見逃す。
というか逃すときは、だいたいシナリオ立ててない時か、遊んでるか、飲んでるとき。
監視は本当に難しい。
これは私自身今でも課題。
出かけていたり仕事中だったり日常生活の中でランダムに来るエントリーポイントが来ますのでこればっかりは慣れ。
仕事中で2時間に1回くらいトイレで抜けれるならそれでも良いと思いますし、もちろんPCでの分析の上だが。
そして一つ工夫があるとするとアラート機能をうまく活用する事。
アラートを置くことでこのラインに達したらスマホに通知が来るような設定をしておくことで見逃しを少しは減らすことができる。
あるいは何時になったらチャートを確認する等々。
4時間足が形成される時点でも良いですし、会社員の方であれば出社前の9時、昼休憩の12時、間の15時、退勤時間の18時など、、こればっかりは各々の生活リズムに合わせるしかない。
「トレーダーは、戦場に行って隠れて隠れてチャンスが来た瞬間に敵に弾丸を打ち込むスナイパー。戦場に行ってすぐに戦う必要はない。とにかくその時が来るまで待て!」
③エントリー
やっと待ちに待ったエントリーポイントが近づいてきた。
もう一度週足から日足、4時間足とライン、ダウ、大衆心理、移動平均線、抵抗帯、確認する。
本当にこのエントリーポイントは、自分のエントリーポイントなのか?賢人さんならエントリーするか?
冷静な自分で、客観的に、賢人に見られてると思って、焦らず、深呼吸してから逆指値注文する。
もちろん損切ラインと半決済ラインもエントリー時点で同時に発注し、
エントリー後の半決済やトレールの計画も立てる。
ここまですると注文が通ることを見守ることすら必要ない。
チャートを離れても良いし、いったん放置しても良い。
いざ注文が通って少し逆行しても損切だけは絶対に動かさない。
エントリーしたら次チャートを確認する時間をアラームかけてチャートを閉じる。
というか基本ずっとホールド。気にするだけ無駄。
エントリーに迷ったりエントリーして後も過剰に気になるのは
①リスク許容度が多過ぎるか、
②エントリーポイントが確立していないか
の2択。
おそらくほとんどの方はエントリーポイントが確立していないから不安なのだが、この悩みは手法を確立する以外対処法がない。
車の免許持ってないのに、いきなり路上で運転したら不安でしょうがないのと一緒。(もちろん私は無免で運転したことはないですが、)
ですが、こればっかりはしょうがない。慣れていくしかない。
車と違ってFXには免許とかないので、実際にリアル相場という戦場(車でいう路上)で訓練していくしかない。
まずは、この事実を受け入れることが大切。
悩み、苦悩し、試行錯誤することで、だんだん迷いが消えていく。
トレーダーになることが何たるかもう一度確認してほしい。
デイトレーダーになるために、喜んで仕事を辞めるという人がいたら紹介してほしい。デイトレーダーになるということが何を意味するのか、その人には理解できていないということである。ほんの2~3ヵ月でこのゲームを征服できると考えているなら、それは間違いだ。マーケットが十分に理解できるようになるまで、絶え間ない努力を払って数ヵ月から数年かかるばかりか、熟練の域というのは、考えられる限りの損失を経験し、肌で感じた後に自然と達するもののようである。
“デイトレーダーから引用”
また、エントリーしてからのチャートの確認は
4時間足を軸としたトレードであれば数時間に1回で良い。
気持ち遅いくらいでちょうど良い。
損益がいくらマイナスになろうが伸び悩もうがエントリー前に立てた、戦略を変更することはない。
賢人さんなら動揺するか?絶対しない。まずは形から。
④決済
実際にポジションが全て決済された。
どんな結果になろうが、一喜一憂することはない。
損切になろうが利益が大きく出ようがさらにポジションをもったりハイレバしたりしない。
よくXで損切トレードを投稿したら、「反省ポイントはありますか?」という質問をよくいただくが、
エントリー前にすべてのリスクを把握して、そのリスクを受け入れてトレードしているので振り返ることはあっても反省、後悔することはない。
日記を書く人はエントリー前のチャートと終わった後のチャートを確認して、自分のトレードがきちんと遂行できたのか振り返るのも良い。
ここで負けても勝っても思考を放棄してはいけない。
この振り返りこそがトレーダーを成長させる糧となる。
終わりに
とりあえずは以上です。何か監視についていい案があったり修正点があったら更新していきます。
勝てているのであればシナリオも丁寧に立てるかどうはか個人の判断ですし、あくまでこの記事は自分への戒めと、もう一度気を引き締めるという意味での一つの例としてのエントリーまでの流れですので、参考程度でお願いします。
今回は以上です。ありがとうございました。