お疲れさまです。
今回は先週に引き続き検証について記事にしていきます。
先週の記事は↓です。

先週の記事では、検証の目的と、努力の方向性について記事にしました。
↑はダルビッシュ有さんのXの引用ですが、有名な言葉ですよね!!
野球関連で思い出したのですが高校時代の野球部の友人に毎日欠かさず素振りをしていたのにも関わらずレギュラー争いでも、後輩に抜かれてしまうようなやつがいました。仲は良かったです。
確か毎日1000回くらいは素振りしていたと言っていたような気がしますが、2年生時点ではベンチ外だったと思います。
ですが月日が経ち高校最後の夏の予選ではレギュラーにもなっていて、全校応援の時に私はびっくりした覚えがあります。(いつの間にレギュラーになったのかと)失礼ながら補欠キャラだったので笑笑
そして試合が終わった後、興味本位でいつのまにレギュラーになったのか聞いてみるとそいつによると毎日の素振りを鏡で確認するようにしたそうです。
今思うと補欠時代だった彼は、素振りの「量」ばかりに囚われ、「質」を全く意識していなかったのだと思いますが、そこから、悩み考えた挙句、どこからインスピレーションを得たのかは分かりませんが、ただ漫然とバットを振るだけでは、技術は向上しない。的確なフォーム、スイングスピードこれらを意識しなければ、いくら素振りを重ねても意味がないという事に気づいたのだと思います。(勝手な考察ww)
その結果が素振りを鏡で確認するというもの。
素晴らしいですよね🥹
なぜ今回はスポーツで例えたのかというとFXはスポーツと非常に似ていると思っているからです。
スポーツを始めた時は大体プロ選手の真似をしませんか?
私はサッカー部だったのですが、よくクリロナの真似してるやつとか、ネイマールの真似するやつとか多くいました。
スポーツが上手くなる本質として「真似」は非常に理にかなっていると思います。
何事も最初は真似です。守破離の守です。
なので、前回の記事では検証の目的を
「賢人のデイトレードの模倣」と定義しました。
そしてここからは具体的な「過去検証方法」について考えていきたいと思います。
そして次はリアルトレードの検証方法について、その次はFX学習の全体像について記事にするつもりです。
では今回は過去検証の方法です。
といっても私がやっていた方法はある程度は皆さんも同じ方法でやったことがあるとは思いますが、改めて共有致します。
例えば2022年のUSDJPYを過去検証する時の具体的な流れです。

検証に必要なものです。
①PC
PCについてはデスクトップでもノートPCでも良いと思っています。
家で検証される方はデスクトップでマルチモニターにした方が良いと思いますが、全然ノートPCでも良いと思います。私はスタバでノートPCで検証していました。
②練習ソフト
練習ソフトもMTFで動かすことができれば何でも良いと思います。
私は練習君プレミアムを使っていましたがフォレックステスターとかも有名ですね!
③描画ツール
描画ツールは個人的にはバンディカムを使っております。
④iPad
iPadは横で賢人さんのYouTube動画を見る専用です。
⑤集中できる環境と時間
あとはまとまった時間と環境ですね。
私はスタバでPCの横にiPadおいて検証してました。
では具体的な検証方法についてです。
①2022年の1/1から1/5までトレードシナリオを立てる
まず、USDJPYの過去検証ソフトを開いて2022年の1月を開き、1週間分のトレードシナリオを立てます。
水平線やダウカウントまで本番同様に丁寧に立てます。
②賢人さんのトレードシナリオ動画を見て比較検証する
自身でシナリオを立てた後は賢人さんのトレードシナリオ動画を確認します。
そこでラインやダウカウントを一つずつ確認し、自分と賢人さんの思考の乖離を確認します。
ダウカウント、水平線、大衆心理等賢人さんの言動一つ一つから学べることはたくさんあると思うので、なんで賢人さんがこういうシナリオを描いたのか。なぜ、そういう順番で解説されたのか確認していきます。
③実際に1週間トレードする
そして賢人さんのシナリオ動画を確認して完全に理解できたら実際に1週間分自分でトレードします。トレードする時は1週間分のシナリオは立てているとは思いますが、改めて1日単位でシナリオを修正していく事をお勧めします。シナリオを立てている分早送りとかも使って良いと思います。
④まずは、自分なりに振り返り、修正反省する。
1週間分のトレードが終わったら、まずは自分自身で振り返りします。
エントリー結果はもちろんダウカウントと水平線等等一つずつ確認します。
⑤賢人さんのトレードポイント解説動画を見て比較検証する。
そして自分自身でエントリーポイント振り返り、思考のずれを仮定、推測したら最後に賢人さんの動画を確認します。
間違った解釈や疑問点はメモに残しておくなど、後で振り返りがしやすくなれば良いですね!1回目でどうしても疑問点が残っても一旦は置いておくのもありだと思います。
①~⑤までの流れを1セットとし、時間にすると最低でも1時間くらいはかかるのではないでしょうか。
最初はかなりの時間がかかるとは思いますが、過去検証は年数ではないので、1週間1週間丁寧に行っていければと思います。
⑥,①~⑤を1年分検証する。
上の①~⑤の流れを1年分(4週x12か月=48セット)繰り返します。
⑦①~⑥を繰り返して模倣を目指す
2022年の1年分を通してやるだけで、もしかしたら数か月かかるかもしれませんので、1年終わったら、もう一周、最低でも同じ年を3週は行いたいですね。
以上で過去検証の大まかな流れは終了です。
2022年の過去検証を3週やるだけでも丁寧にやれば月利でマイナスになることはないのではないかと思います。
もちろん2022年だけではなく賢人さんの動画がある週はすべて検証していくとさらにトレードの精度はあがっていき、どんどん思考がクリアになっていくはずです。
今回は過去検証の流れの1例を挙げましたが、後はご自身でアレンジして検証しやすいように改良していけば良いと思います。
では今回の記事は以上です。ありがとうございました。🙇
