現状の結果は
全く気にする必要がない
なぜ結果を気にしてはいけないのか。
トレード結果の本質を理解し、プロセスに集中できるようになります。

「最近トレードがうまくいかない」「連敗が続いている」——そう感じているとき、
本当に見るべきものは「結果」ではなく「プロセス」です。
① トレード結果は無数の原因の掛け算

トレードの結果は、無数の原因の掛け算です。
そして掛け算の性質上、どれか1つがゼロだった時点で、結果には何の価値もなくなります。
② 原因(根拠)とは何か

トレードの原因(根拠)には、大きく以下の3つがあります。
そしてそれぞれに、さらに多くの要素が含まれます。
| 原因(根拠) | 含まれる要素の例 |
|---|---|
| ダウ理論 | 高値安値の切り上げ・切り下げ、トレンドの定義、波の見方など多数 |
| 水平線 | 引き方・強さの判断・機能するラインの選び方・トレンドライン等 |
| 移動平均線 | 期間の選択・乖離・方向・価格との位置関係など |
さらに、これらすべてをマルチタイムフレーム(MTF)分析で見なければなりません。
ダウ理論にもいろんな要素があって、水平線にもいろんな要素がある。それをマルチタイムで全部見ないといけない。だから、めちゃくちゃ難しいんですよね。1個でも抜けてたらその結果に意味がない。
③ 確率論として理解する
確率上30回くらいは負けるのが当然です。
これは失敗ではなく、確率論の必然です。
勝率70%という高い水準でも、100回トレードすれば30回は負けます。
これは根拠が間違っているわけではありません。確率の収束の範囲内です。
「3連敗した → 自分のやり方が間違っている」
→ 結果に振り回されて手法を変える
「3連敗した → 確率の範囲内か、根拠に問題があったか判断する」
→ プロセスを見直す
④ 負けた後に判断すべきこと

負けた後に考えるべきことは1つだけです。
「この負けは確率の範囲内なのか、
それとも原因(根拠)に問題があったのか。」
この判断が非常に難しいのは、いろんな要素が絡み合っているからです。
ダウ理論の見方が間違っていたのか、水平線の引き方が悪かったのか、MTFの確認が不十分だったのか——
それを正確に判断するのがトレードを難しくしている本質です。
⑤ 意識してほしいこと
この考え方を理解した上で、今日から意識してほしいことがあります。
結果ではなく、思考のプロセスを振り返る。
トレードが終わったら「なぜそこでエントリーしたか」「ダウ理論・水平線・MTFをそれぞれ正しく見ていたか」を1つずつ確認する。
勝ち負けではなく、プロセスに100点を出す練習をすること。
お金が減ったら結果が気になるのはわかります。でも全く必要ないと思っています。あくまでもプロセスが大事なんで。結果は一回無視して、その思考のプロセスを一つ一つ深掘っていく。そこに集中してください。
- □ トレード結果が「原因の掛け算」であることを説明できる
- □ 勝率70%でも30回は負けることを確率論として受け入れられる
- □ 負けた後に「確率の範囲内か・根拠に問題があったか」を判断しようとしている
- □ 直近の負けトレードを1件、プロセスベースで振り返った